2017/05/09

アップライトピアノのフレンジコードが切れてると・・・

w106_cord.png

この前の記事に書きましたが、自宅のアップライトはフレジコードと呼ばれる紐が全部切れています。
これは、アップライトピアノにおいて、ハンマーの戻りをサポートし、連打をしやすくするための機構の一部です。
写真はわかりにくいかもしれませんが、本来は、写真の奥の方に伸びているスプリング(バットスプリング)は紐にひかかっていて、下の方になっているのが正常。
特定の時期に作られたヤマハのアップライトピアノで、フレンジコードの耐久性に問題があり、30年くらい経つとだんだんと切れていくようです。

調律師さんは、特に切れてても問題ないとは言っていましたが・・・
やっぱ気にはなりますね(^^;;


調べてみると、タッチへの影響や雑音の原因ということで、切れてたら交換する方が良さそうです。
一方、切れてても、普通には弾けちゃうので、切れていても気づかない人も多いとか。
あと、修理してもわからない場合も・・・

実際、特に問題なく弾けています。
音も、いい音で気に入っています。
ですが、なんとなくですが、ダイナミックレンジが狭い感じが・・・
弱い音を出しにくい。

ただ、そもそも、完全にメンテナンスされた調子のいいアップライトピアノというものがどういうものかを知らないので、アップライトピアノ自体がそういうものなのかもしれません。

ということで、実家のアップライトピアノを確認して来ました(^^)/

自宅のピアノ
YAMAHA W106 1980年納入の37年物

実家のピアノ
YAMAHA UX30A 1990年納入の27年物

ちなみに、実家のピアノは、基本的に弾く人はいないので、最近は調律は2年に1度のようです。
弾くのは私か妹が実家に帰った時だけなので(^^;;

それはさておき、早速フレンジコードを確認。
実家のピアノは全部大丈夫でした(^^)
ただ、湿気のせいか、鍵盤がスティック気味で、動きの悪い鍵盤がちらほら(^^;;
あと、音程がかなりずれていました。
そんなに耳が良くない私でも気持ち悪いくらい(^^;;

ということで、このピアノもメンテナンスの状態ということでは、全然、調子がいいとは言えない状態ではありますが・・・
自宅のと比べると、弱い音はかなり出しやすいです。
自宅のは、そうっとうまく弾けば、弱い音が出ないことはないのですが、曲を弾いてる状態だと、弱い音が出しにくいです。
それが、実家のは、全然弾きやすかったです。

あと、実際に、アクションの動きをみてみると・・・
実家のピアノは、どんなに弱く弾いても、ハンマーが弦を叩いた後、ちゃんと弦から離れ、戻ってくるのですが、自宅のピアノは、ちゃんと戻らないハンマーがありました。
音は出ていたので、弦に接触したままで、音が消えてしまうということはないとは思うのですが、全く影響がないわけではないと思います。

あと、鍵盤のダウンウェイトを簡易測定してみました。
IMG_8716.jpg

自宅のピアノは、だいたい10円玉10枚(45g)。
軽いのだと9枚。
実家のは、軽いので12枚(54g)でした。
重いのだと、14枚でも沈まない(^^;;
先に書いたように、スティック気味だったので、重いものはそのせいだと思います。
一般的には、50g前後が適切なようです。
ということで、自宅のものはかなり軽いです。


上記の比較は、モデルも違うし、調律師さんも違うし、単純に比較できるものではないのですが・・・

構造的に考えても、フレンジコードが切れてなければ、バットスプリングによって、鍵盤を戻す方に常に力が加わってるので、ダウンウィエイトはその分、重くなるはずです。
なので、切れると軽くなるはず。
あと、ハンマーがちゃんと戻ることにより、弦の響きを止めないだろうし、そのテンションにより、強弱のコントロールもしやすくなるはず。

ということで、やはり、全く何も影響が無いということはなさそうです。
私がお願いした調律師さんは、問題ないと言っていましたが、これは、やはり全く問題がないということではなく、色々な事情を考慮した上で、必要なコストとのバランスを考慮してくれた結果、弾くのには、特に問題はないということだと思います。

実際、移動と調律をお願いするときにかなり費用を気にしているような感じで連絡したというのもあるし、お父ちゃんの趣味としては、いくらでもお金を掛けれるというものでもないですしね(^^;;

ということで、色々わかって来たところで、現状では弾くのには差し支えがないので、当分はこのまま様子を見る事にします(^^;;

とはいえ、ピアノの仕組みやメンテナンスについては、色々と調べてはいますけどね(^^)


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コメント

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中古ピアノ選びは難しいですね

フレンジコードが30年ほどで次々と…というのが、怖いですね。
数本ぐらいだったらメンテナンスも可能なのでしょうが…。

鍵盤の小口もやっばり、そうなんですね。
私も調律師の人の記事で、80年前半の鍵盤木口を交換しているのがあり、面倒そうだし修理代金もかかりそうだと思いました。
たしか、木口の材質がセルロイドだったような。

こねゆきさんの記事を見て、いろいろ後の修理などを考えると、80年代後半から90年代あたりが、中古ピアノ選びに良いのかと思ってきました。

ご実家のYAMAHA UX30Aは、いいピアノですよね。

X支柱で譜面台も上についてるタイプですし、理想的なピアノです。
この型番の中古に巡り合えたら、きっと欲しくなると思います。

ミラージュさんへ

この時代のピアノで、フレンジコードが変色してしまって切れてるやつは、材質の問題なので、一部を交換というのはしないみたいです。
交換するなら全部のようですよ。
木口の交換も面倒そうですよね。
当時、問題のあったピアノは無償交換されていたみたいです。

中古選びは難しいですね(^^;;
うちは、実家から貰ったので選ぶ余地がなかったの選ぶ苦労はありませんでしたが(笑)

多少新しくても、弾き込まれていれば、ハンマーが傷んでいるでしょうし・・・。
フエルトの虫食いとか、環境に左右されそうですし。
古くても、ちゃんと整備されたものであれば、そっちの方がいいでしょうし・・・。

実物を色々みて、自分の見る目を養うしかなさそうですね(^^;;

UX30Aは、弾きやすいし音もいいと思います!

良いピアノに出会えることを祈っています!